高速版リードソロモン(誤り訂正符号)
リードソロモンExpressは、誤り位置多項式の計算および誤り値の計算をパイプライン処理することで、スループット1Gbps 以上を実現した誤り訂正符号化/復号(Encoder/Decoder)IPコアです。
特長
- スループット1Gbps 以上を実現
- 可変データブロック長に対応
- チェックビットのByte 数や原始多項式・生成多項式はご要望に応じてカスタマイズが可能
仕様
符号 | RS(255,239;8) |
---|---|
原始多項式 | X^8 + X^4 + X^3 + X^2 + 1 |
生成多項式 | G(X) = (X+1)(X+α)(X+α^2)・・・(X+α^15) |
遅延量 | 2~6コードブロック分(エラー発生バイト数とコードブロック長により可変) |
ブロック図
外部インタフェース
1.エンコーダ
信号名 | I/O | 機能 |
---|---|---|
nRESET | I | FECリセット信号 (負論理パワーオンリセット) |
CLK | I | ビット同期クロック |
FECENB | I | FEC動作イネーブル信号 |
CEND | I | FECコードワード終了信号 |
DI[7:0] | I | 入力データ |
FECACT | I | FEC動作中表示信号 |
DO[7:0] | O | 出力データ |
2.デコーダ
信号名 | I/O | 機能 |
---|---|---|
nRESET | I | FECリセット信号 (負論理パワーオンリセット) |
CLK | I | ビット同期クロック |
FECENB | I | FEC動作イネーブル信号 |
CEND | I | FECコードワード終了信号 |
DI[7:0] | I | 入力データ |
FECACT | O | FEC出力有効信号 |
DO[7:0] | O | 出力データ |
ERR[1:0] | O | 受信エラー情報 0X:エラーなし 10:修復可能なエラー発生 11:訂正不可能エラー発生 |
規模と速度(参考)
FPGAデバイス | ALTERA 製Cyclone(EP1C12) |
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使用LE数 | 約7,200LEs(エンコーダ部:約200LEs / デーコーダ部:約7,000LEs) |
必要Memory空間 | 20kbit(デコーダのみ使用) |
最大動作速度 | 130MHz |
※ その他デバイスの対応に関してはお問い合わせください。 |
記述言語
- Verilog-HDL
※ VHDLでの対応も可能です。詳細はお問い合わせください。
ご提供方法
- ご要望により本IPコアのカスタマイズおよび機能追加してのご提供も可能です。
- 外部制御回路等の周辺回路のカスタム設計も承りますので、ご相談ください。
- HDL言語で設計していますので、様々なFPGAやASICデバイスへ対応出来ます。
- ネットリストによるご提供やROM形式でのご提供も可能です。